法話板

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1月のおだいしさまのことば

お大師さまは本文で、瞑想を行うことによって得られる功徳を仏法の興隆と人々の利益のために差し向けたい、そして、風雨が順調で、災難がなく、農作物が豊かに実り、全ての人々が安楽に過ごせる力にしたいと記しています。仏道に照らして善い行いをすること、そこから生ずる仏さまの恵みを功徳といいます。

川崎大師ではお大師さまの御宝前で毎日、護摩供修行を実践し、その功徳が全ての人々に分け隔てなく行き届くよう努めております。護摩供修行では厳修する僧の祈願が成就するだけでなく、そこに参列された人々に功徳が及ぶよう、また、全ての人々が安泰であるよう祈りを込めて行なわれています。

新しい年を迎え、お大師さまの御宝前で心構えを正し、今のこの時に集中し、より良い自分を創りましょう。そして、他の人のためにもなるよう自分を省みることが大切です。