11月のおだいしさまのことば
子供の頃、友達と喧嘩をして、つい相手を傷つけるようなことを言ってしまった経験はありませんか。普段では、考えもつかないような言葉が、一時の感情に任せて出てしまい、後になって「なんであんなこと言っちゃったんだろう」と何とも後味の悪い思いをしたことが、誰しも一度はあるのではないでしょうか。
日々の暮らしの中でも、あの時こうしておけば良かったということがしばしばあります。たとえどんなに人間性に優れた、立派な人物であったとしても、常に正しい選択をし、一切後悔のない毎日を送ることは中々難しいのが現実です。
過去の出来事は変えることができません。しかし、失敗や犯してしまった罪に対し、それに気付いて、反省や償い、間違いを正していくことはできます。そして、それらを通して沢山の事を学び、今後に活かすべく努めていくことが大切です。