5月の行事

※例年5月に開催されております「川崎大師子どもフェスタ」は、11月3日(日・祝)~4日(月・振休)に開催いたします。

大開帳奉修(赤札授与)
(だいかいちょうほうしゅう(あかふだじゅよ))

2024年5月1日(水)~5月31日(金)

令和6年(2024)は、川崎大師吉例十年目毎・大開帳奉修(赤札授与)の年に正当いたします。5月1日(水)から5月31日(金)までの1ヶ月間にわたり大開帳奉修を執り行います。

川崎大師の大開帳奉修は、この期間に限り特別な護符「赤札」が授与されることから、「川崎大師赤札授与の大開帳」として知られています。

奉修期間中には、様々な法要や記念行催事を執り行います。ご信徒の皆さまには、この得難い勝縁にぜひともご参詣いただき、お大師さまとより深いご縁を結ばれますようご案内申し上げます。

聖観音年祭
(しょうかんのんねんさい)

2024年5月1日(水)
9:30~ 聖観音尊像前

 聖観音像は、帝室技芸員・鈴木長吉師作、帝国ホテル初代料理長・吉川兼吉氏の寄進により明治36年(1903)に造立。平成29年(2017)川崎大師開創890年記念事業「日本百観音霊場お砂踏み参拝所」開設にあわせて鶴の池ほとりに移設奉祀されました。
5月1日、聖観音さまの年祭法要が執り行われます。

子育満足・学業成就・身上安全 柴燈大護摩供大祈祷会
(さいとうおおごまくだいきとうえ)

2024年5月4日(土・祝)
13:00~ 祈りと平和の像前(大山門入って左)

修験者(山伏)が野外で行う護摩祈祷、柴燈大護摩供が執り行われます。修験者による修法の後、道場中央の炉壇に点火されると、白煙とともに大きな炎が立ち昇ります。
法要では、諸願成就を祈願してご自身の手で炎に投じる「なで木」のお焚き上げ、火渡り修行に参加いただけます。
お子さまもご参加いただけます。 荒天等にて中止の場合は、7月の塩原温泉厄除不動尊年祭法要にて御祈願いたします。

○「なで木」奉納のご案内

柴燈大護摩供では「なで木」を浄火に投じてお焚き上げし、諸願成就を祈願します。ぜひこの機会に「なで木」をご奉納くださいますようご案内申し上げます。

頒 布 金 「なで木」1本 500円
お名前とお願いごとを記入してご奉納ください。
頒布期間 令和6年5月4日(土・祝)まで
※法要当日まで頒布しています
頒布場所 奉納護摩木所、お札・お守りお授け所、
信徒会館ステンドホール受付、
薬師殿、自動車交通安全祈祷殿、
大山門(法要当日・5月4日のみ)

柴燈大護摩供

ご信徒による「なで木」の投入

火渡り修行

なで木

写仏会
(しゃぶつえ)

2024年5月11日(土)
13:00

写仏とは仏さまのお姿を写すことです。当山の写仏会では、講師でもある仏画家の染川英輔先生が謹写された救世観音さまのお姿を写します。
写仏会に参加の皆さまは、会場にて身心を整えたのち、法楽を行い写仏をしていただきます。

開催概要

開催日時 2024年5月11日(土)
開催場所 金剛閣 3階
募集

参加者を募集しております。
詳しくは写仏会詳細ページをご覧ください。

御本尊弘法大師降誕奉祝会
(ごほんぞんこうぼうだいしごうたんほうしゅくえ)

2024年5月12日(日)
11:00~ 大本堂 

弘法大師空海上人は、宝亀5年(774)6月15日、現在の香川県善通寺市にご誕生されました。当山では、弘法大師空海上人の誕生を祝う降誕奉祝会を雨季の6月を避け、1ヵ月早めて執りおこないます。

当日は、大導師当山貫首を中心に檀信徒、日曜教苑苑児、幼稚園園児等によって表参道仲見世の練行列がおこなわれます。
静嘉堂石庭前において川崎大師奉納弓道大会が開催されます。

奉祝法要の様子

大般若経転読会
(だいはんにゃきょうてんどくえ)

2024年5月19日(日)
13:00~ 大本堂

大般若経とは600巻にもおよぶ唐の玄奘三蔵(三蔵法師)訳の大部の経典です。
大般若経転読会では大導師と12人の僧侶が経典を扇をひろげるがごとく空中にかざし、声高らかに経題が転読されます。

大般若経を転読する当山貫首

救世観音年祭
(くぜかんのんねんさい)

2024年5月20日(月)
13:00 大護摩供に引き続き 
大本堂

常に慈眼をもって衆生を見守ってくださる観音さまのお徳を讃える法要です。
この法要には、ご詠歌をお唱えする遍照講講員の方々が多数参列され、当山第44世・中興第1世貫首(隆天大和上)謹作の救世観音御詠歌が奉詠されます。

救世観音年祭

まり塚まつり
(まりづかまつり)

2024年5月21日(火)
10:30~ まり塚碑前

まり塚まつりは、太神楽曲芸師が日頃高座で使用している「まり」や「ばち」等の道具に感謝し、芸道精進・発展を願う法要です。
当山の「まり塚」は、昭和26年(1951)に建立され、昭和35年(1960)に東京太神楽曲芸協会によって再建されたもので、法要当日は会員の方々が参列し、曲芸の道具などに感謝を込め供養が行われます。
この日、境内の特設舞台では、同協会会員によって昔懐かしい演芸の数々が奉納されます。

まり塚碑に献香・献花する参列者

東京太神楽曲芸協会会員による奉納演芸

二箇大法要
(にかだいほうよう)

2024年5月21日(火)
13:00~ 大本堂

当山で1年に5回修行される特別な法要で、経文に曲調をつけて奉唱し、み仏の徳をたたえる「唄匿(ばいのく)」と華をまいてみ仏を供養する「散華」という2つのお経を中心とした法儀です。
大本堂内では大勢のご信徒が参列するなか、信徒安全・興隆仏法祈願の大護摩供の修行とともに、密教色豊かな格調高い法儀がつぎつぎにくりひろげられます。この法要のなかで僧侶が「香華供養仏」ととなえ、いっせいに華を散じ、その華がハラハラと舞うさまは、まさに法悦の境地といえます。

二箇大法要の盛儀

法要参列者には特別散華が授与されます

第50回ご献茶式(宗徧流お家元勤仕)
(ごけんちゃしき)

2024年5月26日(日)
9:30~ 大本堂

ご献茶式は、茶道宗徧流・山田宗徧お家元勤仕のもと、御本尊御宝前にお抹茶をお供えする儀式です。大本堂において、当山貫首大導師のもと大護摩供が厳修されるなか、特設のお点前座にてお家元によりご献茶の儀が勤められます。
この日、山内各所でお茶会が開かれ、宗徧流関係者、茶道愛好者は終日お茶を楽しまれます。また、境内には呈茶席が設けられます。

ご献茶式の儀を勤める茶道宗徧流 山田宗徧お家元

和やかなお茶会