法話板

8月のおだいしさまのことば

おだいしさまのことば

解説

「大士」は菩薩を意味しますが、それは自らの悟りと多くの人々を導くことを共に求めるような人をいいます。「同事」とは、協力し共感し合うことをいいます。
さて、仏の教えを説く場合に限らず、教える行為では、教える側に十分な力量と努力が必要なことは勿論ですが「教えてやる」という高慢な姿勢は最も慎まなければなりません。常に教えを受ける側と同じ目線を意識することが大切です。つまり、共に学ぶ謙虚さが必要なのです。そして、見返りを求めず、惜しみなく知識や技能を伝える姿勢が求められます。そこでは穏やかな言葉が用いられ、互いの共感を確認し合いながら、一歩一歩進めなければ、よい結果は期待できません。
川崎大師では、青少年の情操教育を担う川崎大師日曜教苑、その他にも御詠歌講座や茶道、華道の教室などが開かれています。これらの活動に限らず、職場や日頃の生活にあっても、教え伝える側に立つ者にはこのお大師さまのお言葉のような取り組みが求められているのです。 

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