法話板

10月のおだいしさまのことば

おだいしさまのことば

解説

この言葉は、お大師さまが、弟子である真境の父親を供養する際に述べた願文の一節です。

近年「育メン」という言葉も耳に馴染んできました。「育児休暇」を取得することが奨励されるなど、子育てに父親が積極的に関わることが求められています。

父親、あるいは父親に代わる存在は、子どもの成長に大きな役割を果たしています。社会のルールを教え、生き方のモデルとなり、時には厳しく、時には優しく励まし育みます。その存在はかけがえのないものです。惜しみなく与えられる恩恵はどんなに感謝してもしきれない程です。

しかし、父親は子どもから育ててもらったお返しを望んでいるわけではありません。その行為は、見返りを求めているのではなく、無償で、無条件で、尽きることのないものなのです。ただ夢中で育てているのです。

子どもはそのように育んでくれた人を大切に思い感謝の気持ちを持つ、それが恩返しになるのです。

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